2年生 男子
自分は日本に生まれたということに、感謝しなければいけないと思いました。外国には学校に行けない人たちがものすごく多くいて、学校で教育を受けられているということはとてもすばらしいことだと思いました。
また親を大事にしたいと思いました。自分を育ててくれたという感謝を今まで感じたことが少なかったとバイマーヤンジンさんの話を聞いているうちに思いました。だから、親に何かをしてもらったときには、しっかりと感謝の言葉を言いたいと思いました。
自分は今高校2年生で、もうすぐ受験があるけれど、なんとかして自分の行きたい大学に合格したいと思います。そのため今勉強をがんばりたいです。
2年生 女子
今日の人権教育講演会を聞いて、私はとても心が痛くなりました。私は今までなんとなく生きて、なんとなく高校を決め、そこに入り、今も大学をどうしようかなと考えていますが、どこか他人事のように考えていること、真剣になっていないこと、そもそも大学には行けるものだと考えていることが、バイマーヤンジンさんの話を聞き、どれだけ人生を雑に生きてしまっているのか ということを痛感しました。
また、大学でチベット出身というだけでいじめられたという話を聞いて、とても驚きました。出身地による差別は昔のこと というイメージをもっていましたが、体験談を聞き、私も心が苦しくなりました。小学校、中学校で学んできた道徳は、私の中ではいつからか“当たり前”となっていました。悪口や差別をしてはいけない、人は平等、いじめてはいけない、困っている人がいたら助けなければならない、これらのことを当たり前と思えるように、私を作ってくれた道徳はやはり大切なのだと改めて思いました。
2年生 女子
今回の講演会は今までで1番感動しましたし、とても心に残る講演会でした。バイマーヤンジンさんのお話を聞いて、改めて、私がおかれている環境はとても恵まれていて、幸せなことであるのだと思いました。バイマーヤンジンさんが高校生までしてきた苦労と自分を比べると、私は小さいことでグズグズしていて、自分に甘すぎるなと感じました。家族のため、人のために努力を重ね、苦難を乗り越えられたことを、涙を流しながらお話しされていたのには、特に心打たれましたし、“がんばれ”と励まされた気にもなりました。
私は正直まだ将来の目標を決めきれていませんが、決められた日からはその頂上にたどり着くまで努力を惜しまず、強い芯を持って、今までと違う景色を見てみたいと強く思いました。もう一度お話を聞きたいと思うほどステキでした。ありがとうございました。
2年生 女子
私はチベットについてはよく知りませんでした。しかし、今日の講演会を聞いて、チベットの人々は私の考えたこともないような厳しい環境の下で強く強く生きていることが分かりました。
私は生まれてから当たり前のように教育を受けて過ごしてきました。でも、そのことは当たり前ではないことが分かりました。私はまだバイマーヤンジンさんのように必死に勉強したことがありません。家族のために必死で何かしてあげようと思ったこともないと感じました。
バイマーヤンジさんは「人を恨まない」とおっしゃっていました。私はひどい差別、いじめを受けたら、人を許すことはできないと思います。だから、人を許し、強く強く生きているバイマーヤンジンさんは本当に素晴らしい人だと思いました。そんなバイマーヤンジンさんを育ててくれたチベットの方々も本当に素晴らしい人なんだろうなと思いました。チベットのことについて、もっと知ってみたいです。
2年生 女子
バイマーヤンジンさんはすごく強くて素敵な人だなと思いました。私は日本でしか生きたことがないので、バイマーヤンジンさんがチベットから中国、中国から日本まで渡って、こうしてたくさんの経験を私たちに語ってくださり、私もとても外国に興味を持つことができたし、外国人は日本のことがこんな風に見えるんだということも知ることができました。
チベット人だからという理由で、中国の大学で差別をされ、いじめを受けたという話を聞いて、とても心が痛くなりました。当時いじめていた3人は、いじめたことを後悔していてほしいです。
今、バイマーヤンジンさんが強く楽しく生きている姿が、私にはとてもかっこよく見えました。チベットのお母さんの子供として、日本人のだんなさんと子供をすごく大事に、誇りを持っていて、すごく素敵だなと思いました。
今までチベットという国についてあまり知らなかったので、今度調べてみたいなと思いました!
2年生 女子
今まで聴いてきた講演会の中で、1番印象に残りました。自分の小さい頃の話、辛かった話、頑張ることの大切さ、夢を追うことの大切さなど、いろんなことを学びました。日本ではあたりまえになっている勉強できること、文字を読めること、電気が通っていることがすごく幸せなことなんだなと改めて思いました。
私は夢がなく、勉強もぼちぼちやらないとだめだな~くらいにしか思っていません。けど、学校に行かせてくれている両親に感謝をして、勉強がんばらないといけないなと思いました。
また、バイマーヤンジンさんの学校を建てたという行動力がすごいなと思いました。私はいつも口だけで終わってしまうので、行動にちゃんと移せるようにしたいです。
2年生 女子
私が1番心に残った言葉は「道具を使って体につけた傷はいつか癒えるけど、言葉は一生深く心を傷つける」です。何気なく言ったことでも、深く傷つけることがあるので、気をつけようと思いました。
そう思ったのと同時に、言葉は勇気を与えてくれる存在だとも思いました。バイマーヤンジンさんの言葉の1つ1つが深く私の心に響き、「受験勉強を始めようかな」と軽く思っていたけど、もう少し本気で考えてみようと思いました。みんな困難の大きさはそれぞれ違うけど、頂上の景色を目指して頑張ります。私も誰かの人生を変えられるような人になれたらいいなと思いました。
2年生 男子
「親を泣かせないのが私の鉄則」その言葉が一番印象に残っている。この人がすごいのは、いじめてきた人達を許しているということだ。人を恨まないというのは、口で言えば簡単だが、それを実行するのはほぼ不可能だ。僕には絶対無理。まずまず不可能。絶対うっとうしいやつおるし、嫌いなやつおるし、みんなそうでしょ。それを実行するのは、ほんまにすごいと思う。
そして、なによりユーモアがあって、講演が上手だと思った。こんなに人が笑っている講演は初めてだ。寝ている人は僕調べで0人。僕もこの時間は休憩時間だと正直思っていたが、結局聞き入ってしまいました。チベット最高!!(あと夫さんの顔見てみたい)
2年生 男子
最初は陽気に楽しく話していたのですが、まさか大学で民族差別を受けたという暗い過去があったのかと思い、まだまだ意識が変わっていなかったころなんだと感じました。でも、その過去のつらさを感じさせないような話し方で、僕たちを楽しませてくれて、素晴らしく明るい人だと思いました。
バイマーヤンジン氏が日本のことを「天国」「心がきれい」と言われ、とても誇りに思いました。その日本のイメージを崩さぬよう、優しさをもっと持とうと強く思いました。親が自分たち、子どものことを思って叱ってくれていると再確認できる良い機会になりました。
2年生 女子
最近よく耳にする“国際理解”という言葉について、バイマーヤンジンさんがお話しされていた「相手の国のことを理解して、自分の国のことを更に知ることが大切」という言葉が印象に残っています。人権HRでしたが、人権だけでなく、多くのことを学ぶよい機会になりました。
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