1990年代、チベット自治区をはじめ青海省、四川省、甘粛省、雲南省のチベット人居住地区にはまだまだ学校にいけない子どもたちがたくさんいました。チベットの将来を担っていくのは、この子どもたち。ただ「ダイヤの原石」も磨かなければ、永遠に輝くことはありません。学校に行くことによって、はじめてたくさんの知識を吸収し、視野を広げ、思考をめぐらし、自分がなにをなすべきか考えることができるようになります。
チベットの子どもたちが自立できる人間、主張できる人間、他人を思いやり、故郷のためにつくす人間に育ってくれることを願って、
バイマーヤンジンは1997年チベット学校建設推進協会を設立、小学校の建設運動をはじめました。
あれから25年、本当にたくさんの日本の皆様に応援して頂き、9つの小学校、ひとつの中学校が開校、奨学金のご支援も頂いて、今では、卒業生も小学校や大学の先生、公務員、医師、銀行員などになって、社会の各分野で活躍しています。25年前にまいた種が花を咲かせ、確実に実を結んでいるのを実感しています。
ただここで留まらず、チベットがさらに良くなるように、これからも地道にこつこつと支援活動を続けてまいります。
あらためて、今までご支援を頂きました皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
少し今までの支援活動を振り返ってみたいと思います。ご覧下さいませ。
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